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2015.03.05

プレスリリース

ベリトランス、MasterCardと業務提携 業界初「MasterPass」を自社決済サービスに追加

今後も大手プロバイダーと継続して提携を進め、「ウォレット決済」を拡充予定

アジア全般でオンライン決済事業を展開するecontext Asia Limited(HKEx:1390、本社:香港、Chairman林 郁/CEO沖田 貴史、以下:econtext ASIA)傘下のベリトランス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 沖田 貴史、以下:ベリトランス)は、MasterCard(本社:ニューヨーク州パーチェス、日本地区社長:ロバート・ルートン)と、同社が全世界で展開するウォレット決済サービス「MasterPass」に関して、業務提携しましたのでお知らせします。

ベリトランスは、ECサイトでの支払い手段として自社が提供する総合決済サービス「VeriTrans3G」の「ウォレット決済」に、「MasterPass」を追加・導入します。決済サービスに「MasterPass」を導入するのは国内決済事業者としてはベリトランスが初めてです。ベリトランスは現在ウォレット決済機能の強化を図っており、大手プロバイダーとの提携を加速しています。今回の「MasterPass」の追加によって、今後は日本のみならず世界中のEC事業者およびユーザーに、より便利で多様な決済方法を提供していきます。


■ウォレット決済を取り巻く状況
ウォレット決済とは、大手サイトやサービスの会員アカウントに登録されているクレジットカードやそこで貯めたポイント、チャージした現金等を使って、オンラインサービスやECサイト、実店舗でショッピングやデジタルコンテンツなどの支払いができる決済サービスです。会員IDを利用した支払いのため、キャッシュレスでセキュアな新決済手段として注目を集めています。
現在、国内ではLINE株式会社、楽天株式会社、株式会社リクルートホールディングスなどの大手企業が、会員IDと連動させたウォレット決済サービス事業を強化しています。海外では、日本に先駆けてMasterCard、PayPal、Googleが複数の支払い手段を一元管理できるデジタルウォレットサービスを提供しており、2014年9月のAppleによる「Apple Pay」の提供開始で、大手企業間の競争が激化しています。


■ウォレット決済に対するecontext ASIAグループの取り組み
昨今、大手企業間のユーザー獲得・導入加盟店開拓競争が進む中、econtext ASIAグループは、ウォレット決済において、世界中の巨大な会員母数を保持する各種大手企業との提携を戦略的に進めています。この度のMasterCardとの提携は、2014年11月の「楽天ID決済」、2015年2月の「リクルートかんたん支払い」、「LINE Pay」の提供開始に続き、大手企業との戦略的提携の第四弾となります。

この度、econtext ASIAグループは、ベリトランスを通じて国内決済事業者として初めて「MasterPass」の提供を開始します。顧客であるEC事業者には、ウォレット決済をフックに、「MasterPass」に登録する各種カードユーザーをECサイトに送客するというマーケティング領域での価値提供が可能となります。
今後はecontext ASIAグループとMasterCard両社による新規顧客開拓、利用促進という営業活動での連携のみならず、さまざまな行動履歴や個人情報などのビッグデータ活用や新規事業創出等における協業の可能性を検討していきます。


■「MasterPass」の概要・メリット
「MasterPass」は、オンラインでも実店舗でも、モバイル、タブレット、PC等、様々な端末を利用して簡単かつ安全に買い物をすることができる、クラウドを活用したデジタル決済サービスです。利用者は、セキュリティが確保されたクラウド上に複数のクレジットカード情報や住所などを事前に登録します。登録の後、「MasterPass」に対応した国内及び海外加盟店店舗での支払い時に、「MasterPass」のID・パスワードの入力だけで、登録されたカード情報や送付先住所などを入力することなくシンプルに支払いが完了します。MasterCardに加え、他社のブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードも登録が可能です。現在、中国、オーストラリア、カナダ、チェコ共和国、フランス、イタリア、ニュージーランド、ポーランド、ルーマニア、ロシア、シンガポール、南アフリカ、台湾、アラブ首長国連邦、英国、米国の世界16ヶ国ですでに提供され、登録ユーザー・加盟店ともに急増しており、加盟店については全世界で85,000店舗以上に上ります。EC事業者は、「MasterPass」を導入することで、多くの登録ユーザーを自社ECサイトに送客することが可能となります。


■本業務提携による「MasterPass」の国内初導入事例について
本業務提携による「MasterPass」は、日本国内初の導入事例として、全国2,000以上のトップサロンで展開するPOSシステム「Salon de Net(サロン・ド・ネット)」等、美容室・サロン向けのシステムを開発・提供する株式会社ハイパーソフト(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役:新地 浩行、以下:ハイパーソフト)への提供が確定しています。「MasterPass」は、POSシステムと連携したスマートフォン用の美容サロン情報サービスアプリ「Salon de Wallet(サロン・ド・ワレットhttp://salondewallet.com)」に連携する予定です。

ハイパーソフトが本サービスを導入することにより、サロンの利用者は、従来機能であるアプリを通じた情報の閲覧、予約等に加え、店頭においてスマートフォンでQRコードを読み取るだけで、現金やクレジットカードを取り出すことなく簡単に代金の支払いが可能となります。また、アプリ内で販売されている美容関連商品をスマートフォンから購入する際にも、最低限の操作で簡単に決済を完了させることが可能です。ハイパーソフトに続き、今後は導入先を順次拡大していく予定です。


■今後の展開
ベリトランスは、すべてのウォレット決済を提供すべく、今後もウォレット決済サービスを提供する世界的大手企業との提携・導入を促進していきます。また、econtext ASIAグループとして、これらの大手企業ならびにデジタルガレージグループ各社との連携を強化することで、ECとマーケティング領域を連動させた新たなソリューション創出による成長戦略を推進していきます。

※文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。



【ベリトランスについて】
デジタルガレージグループで、EC 決済事業を担う econtext Asia Limited(HKEx:1390)の子会社。「EC 事業者のコアビジネスへの専念」を基本理念に、同じく econtext ASIA 傘下のイーコンテクストと共に、グループ全体で日本最大規模の EC決済プロバイダーとして、日本国内はもとよりアジアを中心とした海外市場をカバーするグローバルな EC 決済プラットフォームの構築を目指し事業を拡大している。
HP:https://www.veritrans.co.jp/
Twitter:https://twitter.com/veritrans_group
Facebook:https://www.facebook.com/veritransgroup



【本件に関するお問い合わせ】
ベリトランス コーポレートブランディング室 Email:pr@veritrans.jp TEL:03-6367-1500