決済代行サービス導入の流れ

2020/05/26

決済代行サービス導入の流れ

自社のサービスサイトにオンライン決済を導入する際には、各種決済手段ごとに決済サービス事業者と個別に契約する方法もありますが、一つ一つ契約していくのは非常に手間がかかります。

そこでおすすめなのが、決済代行会社を利用して複数のオンライン決済サービスを一括導入する方法です。

本記事では、決済代行会社を利用してオンライン決済サービスを導入する方法を下記3つのステップに分け、各ステップで注意すべきことを解説します。

  1. 導入前の注意点
  2. 問い合わせから提案・見積まで
  3. 申込後の審査と接続テスト・サービス開始まで
この記事の目次

決済代行会社への問い合わせからサービスが稼働開始するまでには約1か月~2か月ほどかかります。

決済サービスを導入するには決済代行会社と決済サービス事業者によって行われる、業種や取扱商材などに関する加盟店審査を受ける必要があります。
導入する決済手段によって審査期間は異なります。また、審査に時間を要する場合にはさらにサービス開始までの所要日数は増えます。自社サービスの提供開始日が決まっているのであれば期日に余裕をもって早めに申し込むようにしましょう。

はじめに、決済代行会社に問い合わせや資料請求を行います。決済サービスの導入を検討をする際に注意すべき点はWeb上での情報収集だけでなく、直接決済代行会社に問い合わせることが必要ということです。

なぜなら、決済代行サービスごとにサービス内容に違いがあり、また、Webの情報だけでは自社が求める決済サービスの要件を満たしているのか確認することは困難だからです。

また、複数の決済代行会社に問い合わせる場合は事前に利用したい決済手段や自社サービスの課金形態に対応しているかなど決済代行サービスに求める要件をまとめておくと、決済代行会社を選ぶ判断基準となります。

問い合わせ後、決済代行会社の担当者から構築したいシステム要件や導入したい決済手段などについてヒアリングがあり、担当者からヒアリング内容に応じたサービスの提案を受けます。

次に、決済代行会社から提案内容に沿った見積が提出されます。決済手数料以外に初期費用や月額費用など何にどの程度の費用が発生するかを確認しておきましょう。費用面以外にも入金サイクル、連携できるサービスなども含めて不明点が残らないように質問しておくことでその後のトラブルを避けられます。

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以下では契約する決済代行会社を決定した後、申し込みからサービス開始までの手順とその際のポイントをご紹介します。

まず申込書を提出し、あわせて必要書類の提出を行います。必要書類は「加盟店申請書」、「取扱商品説明資料」、などになります。また、販売する商品によっては「取扱免許証」の提示が必要です。問い合わせる段階で確認しておきましょう。

新規事業でサービスサイトがまだ公開されていない場合などには、自社の事業概要を説明するための資料が必要です。

次に、加盟店審査のステップに進みます。先述しましたが、審査には決済代行会社側の審査と、カードの決済などを提供している各決済サービス事業者側の審査の2つがあり、どちらも通過して初めて各決済手段を利用することができます。

ただし、提供する商品やサービスの内容によっては審査が通らない可能性があります。
審査が通ると、決済代行会社との契約手続きに進みます。

契約手続き後、決済代行会社から決済サービスの本番環境の設定内容が通知されますので、本番環境での接続テストが完了した後、運用を開始できます。
このようにして自社サイトやアプリなどに決済代行サービスを導入します。

決済代行会社を利用したオンライン決済サービスの導入についての基本的な流れは以下の通りです。

●提案:1.問い合わせ,2.サービスの提案,3.決済代行会社から見積提示⇒●加盟店)審査・登録:4.申し込み,5.必要書類の提出 ,6.各決済サービス事業者・決済代行会社の審査⇒●契約:7.契約,8.本番アカウントの発行⇒●サービスイン:9.本番環境での疎通テスト,10.決済サービス稼働

決済代行会社を利用することで、各決済手段を個別で導入するよりも契約や開発にかかる手間を削減でき、簡単にオンライン決済を導入することができます。決済代行会社に問い合わせる際には本記事のポイントを参考にしていただけると幸いです。

      
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