クレジットカード決済サービス(継続課金)導入事例

au損害保険株式会社 様

継続課金機能は生命線とも言える機能。
今後の業界動向を見据えた多方面からのサポート・コンサル力を評価。

au損害保険株式会社

au損害保険株式会社
業務・システム統括部 業務統括室 担当部長
木下 陽介 様

PC、スマートフォンからかんたんに加入できる保険を提供しているau損害保険株式会社様。2011年のサービス開始以来、株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)の決済サービスをご利用いただいています。

今回は、決済サービスを導入いただいた経緯、クレジットカード決済「継続課金機能」の利用方法、さらに今後の展開についてお話を伺いました。

■ ご利用サービス

クレジットカード決済、コンビニ決済導入をご検討の方はこちら

金融商品というサービス性質上、決済サービスのセキュリティ・信頼性を重視

au損害保険株式会社様の事業内容について教えてください。

すべてのスマートフォンからかんたんにお申し込みが可能

木下様:当社は2010年にあいおい損害保険株式会社(現あいおいニッセイ同和損害保険株式会社)とKDDI株式会社の共同出資により設立しました。

傷害保険やペット医療費用保険、海外旅行保険などスマートフォンから手軽に契約できる仕組みと商品をお客様に提案しています。

損害保険をもっと身近に感じてもらうため、スマートフォンの活用を重視し、お申し込み手続きだけでなく保険金のご請求手続きもスマートフォンからかんたんに行えるなどの取り組みを行っています。

自転車向けの保険は、昨今のロードバイクブームや、自転車による死亡事故で高額な損害賠償を命じた判決が大きく報道されたことにより、世の中の関心が高まっています。
現在は自治体と協力して自転車向け保険のさらなる認知度向上を図っています。

DGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスを導入いただいた経緯や、導入時の要件を教えていただけますでしょうか。

木下様:もともとあいおい損害保険にて株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)の決済サービスを利用していたのですが、新会社設立にあたりDGフィナンシャルテクノロジーを含む決済代行会社、数社から改めて提案を受けました。

導入・運用コストを抑えるのはもちろんのこと、当社は保険という金融商品を扱っているため、決済処理の信頼性を重視しています。

DGフィナンシャルテクノロジーはあいおい損害保険での導入実績に加え、決済代行大手であり、様々な業界への導入実績が豊富であることから安心して決済をお任せできると考えました。
また、金融機関と同等レベルの高度なセキュリティ環境・管理体制を構築されていることを評価しました。

そのほかには、当社の基幹システムとの連携に対応できるかを導入時の要件としていましたが、提案時に当社からの技術的な相談を営業担当の方がヒアリングしてくださり、技術担当の方がきめ細かく対応してくださる姿勢が好印象だったためDGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスを導入することにしました。

DGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスについて詳しく知りたい方はこちら

いざというときに保険金をしっかり受け取っていただくため、洗替機能は生命線

DGフィナンシャルテクノロジーのクレジットカード決済はどのようにご利用されていますか。

木下様:当社は保険期間の1年または2年の保険料を申し込み時に一括でお支払いいただく一時払いと、保険期間中に毎月をお支払いいただく月払いの2つの支払い方法をご用意しています。

保険料の支払い手段は、クレジットカード、コンビニ(一時払いのみ)、auかんたん決済(注)を用意しています。半数のお客様がクレジットカード決済を選択されます。

クレジットカード決済の継続課金機能と、毎月クレジットカード番号の有効性を確認し自動更新する洗替機能を利用することにより、月払いを選択されたお客様への月額課金が可能になりました。

また、保険サービスの更新時には継続課金機能で利用しているクレジットカード情報を呼び出すことができ、毎月洗替機能による有効期限の確認を行っているため、クレジットカード番号や有効期限を再度入力していただく必要がなく、離脱防止に役立っています。

クレジットカード情報の期限切れにより有効性の確認が取れないと、お客様からの保険料の入金がストップし、一定期間が過ぎると保険が解約扱いとなってしまいます。
当社では保険商品の売り上げが計上できないですし、お客様にとっては、事故が起こっても保険金を受け取ることができなくなります。そのため、DGフィナンシャルテクノロジーの洗替機能でのカード情報の有効性確認は当社にとって生命線とも言えます。

(注)「auかんたん決済」はKDDI株式会社及び沖縄セルラー電話株式会社が提供しているサービスです。月々のau料金と合算してお支払いいただく方法です。auスマートフォンなどに登録されたauIDをお持ちの方がご利用いただけます。

営業担当、技術チーム、セキュリティ専任部門からの多様なサポートを評価

導入後の弊社の評価についてお聞かせいただけますか。

木下様:決済に関する総合的なコンサルティング力を評価しています。

特に営業担当の方は、サイトオープンの期限が決まっている中、決済手段の追加が間に合うよう、きめ細やかに審査に関するアドバイスをしていただきました。

DGフィナンシャルテクノロジーの社内でも迅速に審査手続きの対応をしていただいたおかげで、予定通り無事にサイトをオープンできました。

また、改正割販法にて加盟店でのクレジットカード情報の非保持化が義務付けられる数年前から非保持化を提案してくれていました。おかげで社内への説明など非保持化対応に向けての準備を着実に進めることができました。

営業担当の対応以外の評価についてはいかがでしょうか。

木下様:脆弱性への対策のため、2018年5月にDGフィナンシャルテクノロジーの決済システムのSSL/TSL証明書の切り替えを行うと案内がありました。

この切り替えに際して、技術担当の方に当社にお越しいただき、当社の基幹システムとの連携のためサーバ環境を調査していただくなど、当社にとってのベストなサーバ切り替えへの対応方法を模索してくれました。そのため当社のIT部門からの評価も高いです。

また、先述したとおり、当社の事業運営には信頼性のある決済システムが欠かせません。
そのため、情報管理体制やセキュアな決済環境のチェックのため、年に1回オフィスにお伺いしてセキュリティ体制・環境に関するヒアリングを行っています。営業担当者をはじめ、情報セキュリティ専門の部署から回答をいただき、当社の情報管理部門の審査に協力してもらっています。

さらに、DGフィナンシャルテクノロジーはEC決済協議会やキャッシュレス推進協議会といった決済に関する協議会に多数加盟しており、会社としての信頼性があります。社内の他部署や親会社から見ても業界のリーディングカンパニーのサービスを採用しているということで心象が良いと思います。

DGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスについて詳しく知りたい方はこちら

会員管理機能の利便性に期待

今後、現行の決済サービスから上位決済サービスVeriTrans4Gへのバージョンアップを予定されているとお伺いしたのですが。

木下様:はい、バージョンアップによって新たに利用できるようになるPayNowID(会員管理機能)に期待しています。

PayNowIDとは、お客様のクレジットカード情報を、決済システム側でID情報として管理して決済に利用することができ、当社が提供する複数の保険へ申し込みされたお客様のIDを一元管理できる機能と紹介いただきました。

当社の保険は、auIDを利用してauにご登録のお客様情報を申し込みの際に自動的に登録できます。
これまで複数の保険を別々のアカウントでお申し込みされる方や、保険の申し込みに別々のクレジットカードをご登録いただいている方など、枝分かれするお客様情報は基幹システムで管理を行っていました。

PayNowIDを活用し、会員IDにクレジットカード情報を紐付け管理することにより、一時払いでも月払いでも請求業務を確実に、かつ、これまでよりセキュアな環境でお客様情報を管理できるようになります。

バージョンアップに関する基幹システム・ECサイト構築ベンダーとのシステム連携や仕様のやり取りはDGフィナンシャルテクノロジーの技術サポートチームに直接回答してもらっています。細かな質問に対しても丁寧に答えてくださっており、順調にシステム移行が進んでいます。

PayNowIDを利用した会員管理

また、コールセンターで電話受注する加盟店向けソリューションの導入が決まったとお伺いしていますが。

木下様:決済システムのバージョンアップとともに、新たにコールセンターへMOTOソリューション(電話やFAX・はがき等で受注する加盟店向けソリューション)のひとつであるタブレット端末を導入することになりました。

以前と変わらず、保険の申し込みはコールセンターではお受けできませんが、保険契約内容の変更や未収の保険料のお支払い案内等?、直接お客様にお伺いしての対応が必要な場合があります。

今後はタブレット端末を利用してカード情報の非保持化を達成しつつ、電話によるクレジットカード情報の聞き取りができるようになります。タブレット端末はオペレーター間での端末の貸し借りが可能なため、導入台数の削減が可能なのが嬉しいポイントでした。

タブレット端末での決済の流れ

新たな決済手段の拡充で、さらに便利な保険を目指す

その他、今後DGフィナンシャルテクノロジーに期待することはありますでしょうか。

木下様:最近新たな決済手段が続々と各社から発表されていますが、当社としてもさらにお客様に便利にお申し込み・お支払いいただけるよう、決済手段の拡充を検討していきたいと思っています。

DGフィナンシャルテクノロジーには当社に最適な決済手段は何か、一緒に検討していただけたらと考えています。

DGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスについて詳しく知りたい方はこちら

au損害保険株式会社様 会社概要

所在地 〒108-0075
東京都港区港南1-6-34品川イースト2F
代表 代表取締役社長 山田 隆章
事業内容 損害保険業

※掲載内容は、本事例の掲載日時点の情報です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

2019年8月7日掲載

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