ECサイトにおいて最も利用されている決済手段
クレジットカード決済はオンライン決済で最も多く利用されており、ECサイトやオンラインショップの売上拡大に欠かせない決済手段の一つです。事業者様のニーズに合わせて、多様な場面でご利用いただけます。
VISA、MasterCard、JCB、AMERICAN EXPRESS、Diners Clubの主要国際カードブランドに対応し、継続課金、カード情報更新(洗替)機能などの充実したオプション機能により、販売機会を逃しません。
また、消費者のクレジットカード情報はDGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)が保持・管理するため、セキュリティ面でも安心して導入いただけます。
DGフィナンシャルテクノロジーのクレジットカード決済の特長
事業者様でのカード情報の取扱い不要。
カード番号はDGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)で保持するから
情報漏洩リスクを軽減可能
VeriTrans4Gのクレジットカード決済では、事業者様でクレジットカード情報を取り扱う必要のない、非保持非通過化に完全対応したシステムをご提供。
国際セキュリティ基準「PCI DSS ver3.2.1」に完全準拠した万全のシステムで、事業者様の情報漏洩リスクを軽減します。
また、不正利用防止のための多彩なセキュリティオプションも標準提供。
VeriTrans4Gの導入により「クレジットカード・セキュリティガイドライン」へもコストや工数をかけずに対応いただけます。
定期継続課金やカード情報更新(洗替)機能も提供
デジタルコンテンツ販売や定期購入、月額会員制サービスなど、サブスクリプション型サービスでニーズの高い継続課金に対応。
ユーザーが毎回支払い手続きを行う必要がなく、利便性の向上につながり利用継続率の向上が期待できるほか、経理処理や事務作業のコストを削減できるというメリットもあります。
また、有効期限切れのカード情報を更新する「カード情報更新(洗替)」機能により代金未回収リスクと運用コストを大幅に削減します。
実店舗や電話注文などさまざまなシーンで活用可能
マルチ決済サービス「VeriTrans4G」を基盤に、電話注文時のクレジットカード決済対応や店頭の自販機・精算機やPOS端末での利用など、マルチチャネルで活用可能。
Webサイトを持たない・Webサイトに決済機能を持たない事業者様も決済サービスを利用できるメールリンク機能など、様々な決済ニーズに対応します。
クレジットカード決済のセキュリティオプション
3Dセキュア
購入者がカード所有者であることを証明する追加情報を入力、送信することで、カード会社が当該取引の不正使用のリスク判断を行う仕組みで、第三者によるカードの不正使用を防止するサービス。VISA、Mastercard、JCB、Amerian Express、Diners Clubのカードブランドで利用が可能です。
EC事業者は3Dセキュアロゴを表示することで、不正利用のターゲットにされる危険性が軽減します。
※ProtectBuyはEMV3セキュア(3Dセキュア2.0)での提供となります。
セキュリティコード認証(CVV・CVV2)【標準提供】
セキュリティコード認証は、カード券面に記載の3(ないし4桁)の数字を、ウェブ上で入力することで、手軽に認証精度を向上させることができるソリューションです。
不正検知サービスラインナップ
ECでの不正注文を事前検知し、不正被害を高い確率で抑止する不正検知ソリューションを組み合わせ、事業者様の業種・商材や不正使用発生状況、予算に応じて選択できる幅広いラインナップとしてご提供。
決済システムに標準実装しており、お申し込みのみで取引情報が不正検知サービスに自動連携され判定結果が決済処理結果と同時に通知されるので、手軽に高精度な不正検知サービスを導入することが可能です。
クレジットカード決済のその他オプション機能
再取引機能
管理画面より前回の取引で使用されたカード番号と有効期限情報を元に、新たな決済処理を行うことができるオプションサービスです。
ワンクリック継続課金[有料]
会員IDにクレジットカード情報を紐付けて登録・管理し、継続課金を行うサービス。複数のサイトを横断して利用することも可能です。
カード情報更新(洗替)機能[有料]
DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)で保持するクレジットカード番号や有効期限の有効性を確認し自動で更新します。
※接続先カード会社によって洗替精度は変動いたします。
クレジットカード決済の接続方法
DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)では、セキュアかつ事業者様のニーズや要件に対応した複数の接続方法をご用意しています。
VeriTrans4Gの「MDK(MDKトークン)」「リンク(POP)」方式は、事業者様でのカード情報非保持・非通過での接続が可能です。
また、システム連携することなく簡易かつスピーディに決済を導入いただける「メールリンク機能」もご提供しています。
システム環境や規模、ご利用シーンに合わせてお選びください。
MDKトークン(トークン決済)
カード支払画面にて入力するカード情報を別の文字列(トークン)に置き換えセキュアに決済完了する「トークン型(Javascript型)」と、複数の決済方法を一括管理・処理できるモジュール「VeriTrans4G MDK」を事業者様サーバに組み込むモジュール型を組み合わせたハイブリッド型の接続方式。
カード情報は購入者のブラウザから直接DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)に送信され、事業者様とのカード決済処理はトークンをもとにモジュール上で実施されるため、カード情報が事業者様サーバを通過することなくセキュアに決済が可能。
また、従来のMDKを導入の事業者様はMDKトークンの追加実装のみで非保持非通過化に対応いただけます。
POP(リンク決済)
DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)が提供する決済画面にリンクする方式。
手間をかけず簡単に決済を導入されたい場合におすすめです。
VeriTrans4Gのリンク決済で表示される支払い画面は、事業者様のECサイト画面上にポップアップ画面がマスクされて表示されるため、消費者に違和感を与えずユーザ離脱防止が可能です。
VeriTrans4G メールリンク機能
VeriTrans4Gでは、DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)が提供する管理画面より決済画面にリンクするURLをメール案内し、お客様にお支払いいただくことができる「メールリンク機能」を提供しています。
決済データの登録は管理画面から決済手段、有効期限、メールアドレスや取引IDなど、お支払いに必要な項目を数点登録いただくのみ。
システム連携が不要で、簡易かつスピーディーに主要決済の導入が可能です。
接続方式比較表
接続方式 | MDKトークン | POP | メールリンク | |
---|---|---|---|---|
接続概要 | 事業者様サーバに当社モジュールを組み込み。 カード番号/有効期限の入力画面にのみ、JavaScriptAPIを組み込み |
当社提供の決済専用画面が事業者様ECサイト画面上にポップアップでマスクされて表示 | 当社提供の管理画面より送付先のメールアドレスなどを登録し、当社から決済用URLをメール送信 | |
カード番号通過経路 | 当社サーバのみ通過 | 当社サーバのみ通過 | 当社サーバのみ通過 | |
事業者様のPCIDSS対応 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | |
決済画面のカスタマイズ | 事業者様ご準備の決済画面で情報の仕向けのみ当社へ直接接続 | 当社提供の決済画面の設定変更によりカスタマイズ可能 | 事業者様名もしくはロゴのみ表示可能 | |
ユーザ離脱防止 | ○ | ○ | ○ | |
3Dセキュア実装 | ○ | ○ | ○ | |
分割対応※1 | ○ | ○※2 | ○※2 | |
継続課金※3 | ワンクリック継続課金 | ○ | △※4 | △※4 |
カード情報更新(洗替) | ○ | ○ | ○ |
- ※1 分割対応はカード会社審査通過が必要です。
- ※2 POP型の場合、カード分割払い種別に制限がございます。
- ※3 オプションのご契約が必要です。詳細な仕様については営業担当までご確認ください。
- ※4 POP型の機能で、会員IDにカード情報を登録することは可能ですが、自動継続課金を行うためには、以下のいずれかの方法、または複数の方法で課金設定を登録する必要があります。
・MAP(管理画面)・MDK ・SFTPによるCSVファイルアップロード
なお、MAPおよびSFTPによる登録方法はMDKの場合でも利用可能です。
詳しくはお気軽に資料請求・お問い合わせください。
お問い合わせいただいた方には、すぐお見積りをお送りします。
クレジットカード決済の仕組み
DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)の決済サービスを利用したクレジットカード決済の仕組みは次のとおりです。
- 消費者がECサイトからクレジットカードで商品やサービスを購入
- 事業者様から消費者へ商品やサービスを提供
- クレジットカード会社がDGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)に決済手数料を差し引いた売上を入金
- DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)が事業者様に決済手数料を差し引いた売上を入金
- クレジットカード会社が消費者に対してクレジットカードの利用代金を請求
- 消費者がクレジットカード会社へクレジットカードの利用代金を支払う
クレジットカード決済導入のメリット
1. オンラインで最も使われている決済手段
オンラインの支払いにおいてクレジットカード決済を利用する人は全体の70.8%を占めており、最も利用者が多い決済手段です。ECの市場成長や日本政府のキャッシュレス推進策の後押しも受け、今後もクレジットカードの利用額は拡大していくことが予想されます。
出典:総務省『平成30年 通信利用動向調査報告書(世帯編)』
※インターネットで購入・取引する場合の決済方法の推移より平成30年のデータを抜粋
2. 支払いのスムーズ化
クレジットカード決済の導入により、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどのカード情報を入力するだけで即時支払いが可能になり、サービスの利便性が向上するというメリットが生まれます。代金引換のように事前に現金を用意する必要がなく、銀行振込のように銀行を訪れ支払う手間が発生しないため、スムーズに決済が完了します。
3. 販売促進が期待できる
消費者は現金の持ち合わせを気にしなくとも支払いが可能なため、購買意欲が高まったタイミングで商品を購入しやすくなります。事業者様にとっては販売機会の損失を減少させ、消費者の購入単価が上昇するというメリットがあります。
4. 代金回収コスト・リスクを軽減
売上代金は事業者様に確実に支払われるため、未納リスクを軽減することができ、代金集金にかかる通知や回収作業といった手間やコストの削減も見込めます。
さらに、クレジットカード決済では毎月決まったタイミングで入金されるため、資金計画が立てやすくなります。
クレジットカード決済の導入方法
クレジットカード決済の導入には、クレジットカード会社と契約を締結する直接契約と、決済代行会社を利用する2つのパターンがあります。各カード会社と個別に契約を結ぶ場合、それぞれのカード会社と契約やシステム構築を行う必要があり、事業者の負担が大きくなってしまいます。
決済代行会社を利用することで各ブランドのカード決済を一括導入・契約できるほか、カードブランドごとの入金日の一本化、システム開発費用の削減などのメリットがあります。
■カード会社と個別契約する場合
カード会社ごとに審査・契約・開発・経理処理が必要。
■決済代行会社を利用する場合
審査・契約・開発・経理処理の一本化が実現。
クレジットカード決済の料金・手数料
当社営業担当によるヒアリング後、ご要望に応じ、最適な決済ソリューションの提案とあわせお見積をご提示しています。
クレジットカード決済を利用する際に発生する料金・手数料は以下の通りです。詳細はお問い合わせください。
初期費用 | システム設定等、導入時の初期設定に関する費用です。 ご契約時にご請求いたします。 |
|
---|---|---|
月額費用 | 月次基本料 | 月次で発生する固定額の決済システム利用料です。 決済システムの運用やサポート等に関する費用です。 |
トランザクション 処理料 |
加盟店サーバーと当社サーバー間での決済処理の流れを1件とする決済システム処理手数料です。 決済処理1件単価×決済処理で算定する変動費用です。 |
|
決済手数料 | 決済金額に対して定めた料率(%)に応じて発生する手数料で、導入決済手段や商材等により料率は変動します。 決済金額×手数料率で算定する変動費用です。 |
※有償オプションメニューをご利用の場合はオプション利用料も上記に別途追加されます。
DGフィナンシャルテクノロジーのクレジットカード決済サービス導入までの流れ
お申し込みから決済ご利用アカウント発行まで約1ヶ月でご提供します。
1. お問い合わせ
お問い合わせフォームまたはお電話にてお問合せください。お問い合わせいただいた内容につきまして営業担当より折り返しご連絡します。
2. ご提案
営業担当から決済サービスについてのご説明を行い、事業者様からのご質問・ご要望に対して回答いたします。
なお、当社決済サービスのテスト環境および仕様書は当社webページの「決済サービス 無料試用プログラム」より登録・ログインしご確認いただけます。
3. 見積り提示・お申込み
営業担当によるヒアリング後、事業者様個別のお見積りをご提示します。
当社が提示したお見積り内容にご同意いただき、お申込みいただいた時点で加盟店審査に進みます。
4. 加盟店審査・登録
当社より加盟店審査に必要となる情報の登録フォームをご案内します。必要事項をご入力ください。
併せて、お申込みいただいた決済手段に応じて各申請書をご案内いたしますので、必要事項を記載のうえ、ご提出ください。その後、当社および決済サービス事業者での審査に移ります。
※審査結果により決済手段を提供できない場合がございます。
5. ご契約
当社担当部門より、正式なお見積書および契約申込書をご案内します。記載内容をご確認のうえ当社まで捺印済みの契約書原本をご返送ください。
6. サービスイン
契約締結後、ご依頼いただいてから5営業日後に当社より決済サービス本番環境の設定内容をメールにてご案内いたします。本番環境での接続テスト後、運用を開始いただけます。
クレジットカード決済の導入事例
日本トイザらス株式会社 様
小売
株式会社アワーズ 様
サービス
クレジットカード決済に関するよくある質問
- 海外発行のカードも利用できますか。
- 利用いただけます。
※カード会社との契約によっては決済できない場合もありますのでご了承ください。
- これまでクレジットカード会社と契約したことがないため、手続きが分かりません。
- DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)が複数カード会社との契約を代行する「収納代行サービス」のご利用が可能です。
- 加盟店契約にどのくらいの時間がかかりますか
- 平均で2週間程度~となっております。
事業者様のサービス内容により審査に時間がかかる場合や、契約内容の調整に時間がかかる場合もございますので、お早めにお申し込みください。
- 購入のお客様に届けられる明細には、どのように掲載されますか。
- 明細に掲載する名称のご指定が可能です。
通常は申し込みの際に登録いただいたショップ名(屋号)が表示されます。
- 分割やリボ払いは利用できますか
- 利用いただけます。
※お取り扱いには別途カード会社の審査があります。
- 不正利用を防ぐ方法はありますか
- 3Dセキュアサービスやセキュリティコードの導入をお勧めします。お客様の購入時に専用の番号やパスワードの入力が必要となるため、不正利用やなりすまし取引に対して有効な防御手段となります。「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が取りまとめた「クレジットカード・セキュリティガイドライン」では、EC事業者に「多面的・複層的な不正使用対策の導入」が推奨されており、DGフィナンシャルテクノロジー(旧:ベリトランス)のクレジットカード決済では標準提供のセキュリティオプションとして上記サービスをご提供しています。また、総合決済サービス「VeriTrans4G」をご利用の事業者様は、ECでの不正注文を事前検知し、不正被害を高い確率で抑止する複数の不正検知サービスを組み合わせた「不正検知サービスラインナップ」もご検討ください。
- 自社環境にカード情報を保有したくありません。
総合決済サービス「VeriTrans4G」ではカード情報の非保持非通過型決済であるトークン決済(MDKトークン)やリンク型決済(POP)をご提供しています。
クレジットカード会社が制定した国際セキュリティ基準であるPCIDSSにEC事業者様が準拠する方法もありますが、対応・継続運用に莫大なコスト・工数がかかるため、漏えい事故対策等の観点からも、非保持非通過型カード決済を導入いただき、カード情報はPCIDSSに準拠した当社環境にお預けいただくことをお勧めします。
関連情報
決済代行ならDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)
株式会社DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、デジタルガレージグループで決済事業を展開する総合決済サービスプロバイダです。加盟店様や消費者の方々へより利便性の高い機能やサービスを提供すべく、2021年4月にベリトランス株式会社より商号変更いたしました。
DGFTでは、年間取扱件数11.8億件、取扱高6.2兆円の決済処理を行っており、マルチ決済ソリューション「VeriTrans4G」をはじめとした各種決済サービスの提供で、さまざまな業種・業態の事業者様のビジネスを支援しています。