洗替とは?目的や継続課金のクレジットカード決済で必須の機能を解説

      

更新日|2025/12/10

洗替とは?目的や継続課金のクレジットカード決済で必須の機能を解説
この記事の目次

クレジットカードの洗替とは、クレジットカードの有効期限を確認することでカードの有効性をチェックし、有効期限が切れていれば自動で最新のカード情報に更新する機能です。

クレジットカードの有効期限が切れると、通常は利用者の元に期限が更新された新しいカードが届き、以後利用者は新しいカードで決済します。
クレジットカード更新の際、洗替機能が実装されているECサイトであれば自動で最新のカード情報が反映されるため、利用者の手間がかかりません。しかし、洗替機能がない場合、更新都度利用者がECサイト上でカード情報を登録し直す必要があります。

洗替機能は継続課金ビジネスに必要不可欠

洗替機能は、特にサブスクリプション(継続課金)ビジネスには欠かせません。
登録したクレジットカードで定期的に決済する継続課金モデルを採用している場合、カードの有効期限切れは致命的な問題です。

有効期限が切れていると、いざ決済するタイミングになってエラーが発生してしまい、課金が途絶えてしまいます。カードの有効期限が切れて決済が失敗したことをきっかけに利用者が離脱してしまうケースは少なくありません。継続課金モデルでは、利用者がストレスなく利用を継続できるよう、利便性の高いサービスを提供する必要があります。

また、エラーが発生する度に、該当する利用者一人ひとりにカード情報の再登録の案内を行うのは多くの労力を要します。継続課金モデルでスムーズな決済を実現するには洗替機能の導入が必須です。

洗替は、月に1回各カード会社に問い合わせをしてクレジットカードの有効性を確認し、登録済みのカードの有効期限などを更新する仕組みです。
事業者がクレジットカード決済を導入する場合、決済代行会社を経由することも多く、決済代行会社がカード発行会社と連携している場合は洗替が可能です。

しかし、カード発行会社は、三井住友カードや三菱UFJニコスといった有名な会社から知名度がそれほど高くない会社まで数多く存在しています。仮に利用者が保有するカードが決済代行会社と接続していない場合は洗替ができません。洗替の精度を高めるためには、多くのカード会社と連携している決済代行会社に依頼することがポイントです。

■DGフィナンシャルテクノロジーを利用した洗替のイメージ

DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT、旧ベリトランス)を利用した洗替のイメージ

オーソリとの違いは?

「オーソリ」(オーソリゼーション)とは、信用照会などとも呼ばれ、カード会社に利用者の与信情報を照会し、クレジットカードで決済ができるか確認する作業です。オーソリには、カードの有効性確認とカードの利用枠確保という2つの目的があります。

洗替がカードの更新に伴ってECサイトなどに登録されているカード情報を更新するのに対して、オーソリはあくまでもカードが利用可能かどうか確認する作業です。

なお、オーソリを実行しなければ不正利用を見逃す可能性が高まるため、国際ブランドもオーソリの実施を求めています。事業者側は、毎月洗替をしてカード情報を最新の状態に更新すると同時に、オーソリも取得することで、より安全性の高い運用が可能になるのです。

洗替を導入する目的は、利用者の再入力負担を減らし、ビジネス側が安定的に継続課金収益を確保することにあるのは前述の通りです。

  • 継続課金の安定化
    サブスクリプションや会費徴収において、期限切れカードによる決済エラーを防ぎ、解約や未収を最小化できます。
  • 顧客体験の向上
    利用者がカード情報を再入力する手間を省き、スムーズにサービスを継続できるため、顧客満足度の向上につながります。
  • 売上機会の損失防止
    有効期限切れなどの技術的要因で課金が止まるリスクを回避し、安定した収益基盤を確保できます。
  • 運用コスト削減
    更新依頼や入金確認などの業務を減らせるため、事務負担の軽減にも寄与します。

洗替処理のデメリットと注意点

洗替処理は継続課金ビジネスを安定させる有効な仕組みですが、いくつかのデメリットや注意点も存在します。

  • 一部のカードブランドや発行会社では洗替に対応しておらず、決済が継続できないケースがある
  • 更新処理が即時反映されない場合、利用停止や決済エラーにつながる可能性がある
  • システム連携や運用にコストが発生するため、導入時には費用対効果の検討が必要
  • 個人情報・カード情報を取り扱うため、セキュリティ体制の強化やPCI DSS準拠などが必須

洗替は継続課金モデルにおいて決済をスムーズにする仕組みですが、洗替のほかにもいくつか便利な機能があります。継続課金ビジネスでは、洗替に加えて以下で紹介する機能も導入することでより利便性の高いサービスを提供することが可能です。

カード情報の再入力なしでリピート購入が可能な「再取引き」機能

DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)が提供する「再取引き」機能は、過去の決済に使われたクレジットカード情報を再利用して新たな決済取引をすることができる「リピーター購入機能」です。
DGFTは決済データを取引後約400日間保管します。前回の決済時に使われたカード情報を呼び出すことで、利用者は再度カード番号を入力しなくても決済が可能になります。

継続課金・複数サービス運営で便利な「クレジットカード番号保存機能」(PayNowID)

DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)が提供する「クレジットカード番号保存機能」(PayNowID:ペイナウアイディー)とは、利用者に固定の会員IDを割り当てることができ、その会員IDにクレジットカード情報を紐づけることで次月以降の課金を実施する機能です。

「クレジットカード番号保存機能」(PayNowID:ペイナウアイディー)を導入していれば、オムニチャネル展開をしている場合や、複数サービス・複数サイトを運営している場合でもチャネルやサービスを横断してスムーズな決済を実現できます。初回登録以降カード情報を入力せずに簡単に決済できる機能に加え、複数サービスで利用できる共有IDにクレジットカード情報を紐づけて管理する機能も搭載しており、利用者はサービスごとに会員登録する必要もありません。

また、サービスごとに複数の課金グループを設定したり課金スケジュールを登録したりすることも可能なので、サービスによって課金形態が異なっていても柔軟な決済が可能になります。

PayNowIDの導入事例 株式会社ビックカメラ 様

小売

橋本様

ビックカメラグループが導入!実行計画対応に加えグループ3社の会員情報の横断利用を実現したDGフィナンシャルテクノロジー(DGFT、旧ベリトランス)の決済ソリューションとは?

DGフィナンシャルテクノロジーの決済サービスについて詳しく知りたい方はこちら

オンラインで最も利用される決済方法であるクレジットカードは、継続課金においてもスタンダードな手段です。一方で、カードを保有できない若年層やカードでの決済に抵抗がある人など、カードを利用していない利用者も一定数存在します。

そこで、クレジットカード決済に加え、継続課金に対応した決済手段であるWeb口座振替、ID決済、キャリア決済などを取り揃えることで、カードを利用しない利用者が離脱してしまうリスクを抑えられるでしょう。

Web口座振替

Web口座振替とは、紙で申込処理をしていた口座振替がWeb上で完結するサービスです。紙の口座振替依頼書への記入・捺印や受け渡しといった作業が必要なく、インターネット上でリアルタイムに口座振替登録が完了するため、事業者と利用者双方にとって利便性が高い決済手段です。

ID決済

ID決済とは、大手サービスのIDに登録されたクレジットカード、ポイント、チャージ金額を利用して安全に簡単に支払いが完了する仕組みです。
DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)のマルチ決済サービス「VeriTrans4G」なら、継続課金に対応するAmazonPayのほか、PayPay、d払い、FamiPay、楽天ペイ、リクルートかんたん支払いといった主要なID決済を一括で導入できます。

キャリア決済

キャリア決済は、携帯キャリアの登録IDや暗証番号を利用することで支払いが完了します。サービス料金を携帯電話の通信料金とまとめて支払いが可能。特に若年層をターゲットとしたサービス事業者にはおすすめです。

マルチ決済サービス「VeriTrans4G」は、継続課金ビジネスも強力にサポートします。
洗替機能のほかにも、課金タイミングをあらかじめ登録できるスケジュール機能、会員IDとクレジットカード番号を紐づけて複数サービスでも横断的に課金を実行できる「クレジットカード番号保存機能(PayNowID:ペイナウアイディー)」など、利便性の高い機能をラインナップしています。

継続課金ビジネスでスムーズかつ安全な決済の実現を目指す事業者様は、ぜひお問い合わせください。

クレジットカードの洗替は、カード情報の更新を自動化し、継続課金ビジネスの安定を支える仕組みです。導入により利用者の利便性と事業者の収益確保が向上します。一方で、非対応カードやセキュリティ確保といった注意点も存在します。カード以外の決済手段との組み合わせにより、多様なビジネスニーズに応える仕組みづくりが求められます。

      
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