マルチ決済サービス「Veritrans4G」導入事例
マルチ決済サービスVeriTrans4Gで「集金業務負担の軽減」と「利用者の利便性向上」を実現
[お話を伺った方] ※役職等は2025年3月時点
極東開発パーキング株式会社
DX本部 副本部長 新居 早人様
DX本部 システム推進担当 川島 達矢様
機械式立体駐車装置やごみ貯留排出機の開発・製造・販売・保守メンテナンス、駐車場の経営(コインパーキング P.ZONE®)やEV充電管理サービス(Charge-mo®|チャージモ)の提供をしている極東開発パーキング様。 DGフィナンシャルテクノロジーのオンライン決済サービス「Veritrans4G(読み:ベリトランスフォージー)」を導入いただいています。
今回はVeritrans4G導入の経緯や、EV(電気自動車)充電管理サービスでの活用方法、さらに具体的な効果についてお伺いしました。
VeriTrans4G活用方法
- ・EV充電管理サービスでの支払にクレジットカード決済を導入
キャッシュレス化によるメリット
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目的
- ・EV充電管理サービス(Charge-mo®)へのオンライン決済搭載
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課題
- ・オンライン決済手段の統一
- ・未払い未回収の恐れ
- ・毎月の請求業務負担
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効果
- ・決済手段の拡充による利用者の利便性向上
- ・未回収リスク対策
■ ご利用サービス
極東開発パーキング様の事業内容
新居様:極東開発パーキング株式会社は、機械式立体駐車装置及びごみ貯留排出機の開発・製造、販売及び保守メンテナンス、駐車場の経営(コインパーキングP.ZONE®)、EV充電管理サービス(Charge-mo®|チャージモ)の開発と運営を行っています。
「Charge-mo®」は、EV 用充電設備の「設置」「遠隔監視」「Web アプリ提供」「メンテナンス・サポート」をワンストップで提供する機械式立体駐車装置メーカーとして業界初(※)のEV充電管理サービスです。 (※極東開発パーキング調べ)
マンション等の集合住宅やコインパーキングを中心に、手軽にEVを充電していただける体制を整え、管理者様・利用者様共にEVのある暮らしを提供しています。
「Charge-mo®」の月額利用料金の決済は、これまで、他社の決済代行サービスと口座振替で対応していましたが、複数の課題がありました。
VeriTrans4Gの導入前の課題
利用者の利便性や請求処理業務工数に課題
新居様:当初の「Charge-mo®」では他社の決済代行サービスを利用して充電料金の徴収をしつつ、並行してその他利用料の徴収を口座振替で処理していました。口座振替においては、未払いや未回収の懸念があること、当月の利用料金を担当者が集計し翌月請求処理業務を行うという運用が工数的に負担になっているなど課題を認識し、この度の「Charge-mo®」バージョンアップにあわせて、支払方法の選択肢が豊富なVeriTrans4Gの導入を検討するようになりました。
VeriTrans4G導入の決め手
初めての導入でも安心感を持て、今後の展望に関しても可能性を感じる
川島様:これまでパートナー企業と業務提携することでオンライン決済に対応していました。この度、弊社単独で初めてオンライン決済を導入することとなりましたが、導入プロセスがわからない状態でした。
そんなときにDGフィナンシャルテクノロジーの営業担当の方にご提案を頂き、営業対応の良さとフットワークの軽さに不安感が払拭され導入する運びとなりました。

Veritrans4G利用イメージ /
Charge-moアプリ内で簡単に利用料の決済が行えます。
VeriTrans4G導入の効果
決済手段の拡充による利用者の利便性向上と利用者の利便性向上
VeriTrans4G導入によって、口座振替に加え、各種決済方法の選択が可能となり、利用者の利便性が向上するほか、口座引き落とし時の未回収リスクや毎月の請求処理業務の負担低減が可能になったことで、本来集中すべき事業の発展と拡大に、より多くの時間を充てられるようになりました。
利用後の感想
グループ内のパイオニア的存在に!
新居様:グループとしてオンライン決済の導入がこれまであまり無かったんです。加えてtoC向けサービスもそこまで多くない企業体なので今回のVeritrans4G導入をきっかけにグループ内でeコマースサービスを展開する際の問い合わせ窓口のような役割を担うようになりました。
ただ、サービス開始から間もないこともあり、運用面での疑問点も日々出てきます。しかし、DGフィナンシャルテクノロジーさんであれば迅速に的確な対応をしていただけるという安心感をもって日々利用できています。
今後の展望
KKP Cloud™(クラウド統合サービス)生活圏の普及とグローバル展開を視野に
新居様:EV充電管理サービスにとどまらず、クラウド統合プラットホームの企画開発を推進しています。例えば、マンションエントランスの認証機、宅配BOXや住宅設備と連動させるなど、生活に密着し「KKP Cloud™」に登録さえしていれば複数のサービスを一括で管理、決済できる生活圏を構築することが将来的な展望の一つです。
このほか、MaaSでの利用拡大を目標に事業展開を行いたいと考えています。
また、海外展開も視野に入れています。
実は日本は世界的に見てもあまりEV市場として発展しているとは言えません。
東南アジアの方がEV市場としてはホットなんです。
今後は、より海外を意識した決済手段も導入していきたいと思っています。
Veritrans4Gは海外対応の決済手段も豊富なので今後ご相談していきたいと考えています。

Veritrans4Gの導入により、顧客満足度向上と請求書業務効率化を実現した極東開発パーキング。
Veritrans4Gは、さらなるお客さまの利便性向上とキャッシュレス決済の浸透に向けて取り組んでまいります。
極東開発パーキング株式会社
事業内容: | 機械式立体駐車装置及びごみ貯留排出機の開発、製造、販売及び保守メンテナンス 駐車場の経営(コインパーキングP.ZONE®) EV充電管理サービス(Charge-mo®|チャージモ)の開発と運営 |
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設立: | 2005年10月 |
連結従業員数: | 約63名(2024年8月現在) |
※掲載内容は、本事例の掲載日時点の情報です。
※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
2025年9月5日掲載