「実店舗での『クレジットカード決済 セキュリティ強化』セミナー」

【セミナーレポート】

2017/01/24

2017年1月20日に弊社にて実店舗をお持ちの事業者様を対象とした、「実店舗での『クレジットカード決済 セキュリティ強化』セミナー」を開催しました。


近年、クレジットカードの不正利用額が急増しています。 実際のクレジットカードを提示しないECでの不正利用に加え、2000年代に入り減少しつつあった偽造カード被害も再び増加傾向にあります。

対面での不正利用を防止するクレジットカードのIC取引率は日本では18%(2015年)と、 99%に登る欧州、比較的対応の遅かった米国の32%に比して非常に低く、日本が不正利用者のターゲットになりつつあると考えられます。

これらの背景を受け、クレジット業界団体である「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が2016年2月に「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画-2016-」を発表しました。
この計画では、対面加盟店は2020年3月までに「決済端末のIC化」、POS端末でカード決済処理、または決済結果を連携している場合は「カード情報の非保持非通過対応」もしくは「PCI-DSSへの準拠」が推奨されています。

加えて、臨時国会にて2016年12月2日付で可決・成立した「改正割賦販売法」により、カード情報を扱う事業者での「決済端末のIC対応」が義務化され、2018年6月に施行が予定されています。


実行計画における対応
  • POS等決済端末のIC化
  • カード情報の非保持非通過対応(またはPCIDSS対応)
割賦販売法における対応
  • クレジットカード情報の適切な管理等の義務付け
  • 不正使用の防止(決済端末のIC対応化等)の義務付け

官民を挙げた「クレジットカードのセキュリティ強化」が進められる中、カード不正の動向や状況を解説しながら、弊社がご提供するソリューション「オムニPAY」のご紹介も含め、ECサイトに比較し対応ハードルが高いとされる実店舗ではどのような対策をすべきなのか、弊社営業企画部の永野が講演いたしました。

実店舗での『クレジットカード決済 セキュリティ強化』セミナー風景

ご参加頂いた、店舗展開をされている各社様より「ほしかった情報が分かりやすく説明された」「大変参考になった」と好評を博しました。


実店舗での『クレジットカード決済 セキュリティ強化』セミナー アジェンダ

1.セキュリティ強化の流れ
  ・不正利用状況
  ・行政府、業界団体によるセキュリティ強化の流れ
    -セキュリティ対策の強化に向けた実行計画
    -割賦販売法の改正

2.対面加盟店様(実店舗)におけるセキュリティ対応
3.ベリトランス(現:DGフィナンシャルテクノロジー)「オムニPAY」のご紹介
4.まとめ

セミナー情報

今回の実店舗向けクレジットカードセキュリティ強化セミナーは、2017年2月10日(金)/3月17日(金)にも開催しますので、ご興味のある事業者様はぜひ下記ページより参加申し込みをお待ちしております。
また、今回のセミナーは動画でもご視聴いただけます。 スケジュール等のご都合で参加が難しい方はこちらよりご覧ください。

      
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