更新日|2026/02/27

この記事の目次
ECサイトへのクレジット決済の導入方法
ECサイトにクレジット決済を導入する方法は、大きく分けて「クレジットカード会社と直接契約する方法」と「決済代行会社を利用する方法」の2つがあります。
クレジットカード会社と直接契約する方法
クレジットカード会社(アクワイアラー)とEC事業者が直接契約し、決済システムを構築する方法です。
クレジットカード会社と自社で直接契約するため、中間コストを抑えられることや契約条件を自社の取引規模に合わせて調整できる点がメリットといえます。
一方、デメリットとしては、カードブランドごとに個別契約が必要になり、契約・管理の負担が大きい点、決済システムの開発・運用、セキュリティ対策(PCI DSS対応など)を自社で行う必要があることに注意が必要です。
■クレジットカード会社と直接契約した場合

決済代行会社を利用する方法
決済代行会社(PSP)を通じて、複数のクレジットカードブランドや決済手段を一括で導入する方法です。
決済代行会社を利用して決済サービスを導入すれば、契約・開発は決済代行会社とだけで行えばよく、決済サービスを提供する各社と個別で契約する際と比べて多くの手間や時間が省けます。
また、運用時も決済代行会社の提供する決済管理画面を利用して複数の決済手段が一元管理できます。新しい決済手段は決済代行会社が随時対応するため、ECサイトオープン後に新たに決済手段を追加したいとなった場合でも決済代行会社経由で簡単に追加することができます。
■決済代行会社経由で導入した場合

ECサイトにクレジット決済を導入するメリット
ECサイトにクレジット決済を導入することで、事業者だけでなく利用者にもさまざまなメリットがあります。
購入率・売上の向上
クレジットカード決済は数あるキャッシュレス決済手段の中でも最も利用されている決済手段で、利用者にとって手間が少なく、購入を後押ししやすい決済手段です。特にスマートフォンからの購入では、カード情報を保存しているユーザーも多く、ワンタップで決済が完了する点が購買行動を後押しします。
支払い方法の選択肢が限られていると、途中離脱(いわゆるカゴ落ち)が発生しやすくなりますが、クレジット決済を導入することで、こうした機会損失を抑え、結果として購入率や売上の向上につながります。
業務効率化とキャッシュフロー改善
クレジット決済を導入することで、現金の受け渡しや請求書発行、入金確認といった業務を削減できます。売上や入金データがシステム上で一元管理できるため、経理処理の工数削減や人的ミスの防止にも寄与します。
また、決済代行会社を利用することで、売上金が定期的にまとめて入金されるケースが多く、入金サイクルが安定することで、事業運営におけるキャッシュフローの見通しを立てやすくなります。
ECサイトにクレジット決済を導入する際の注意点
決済代行会社を利用して決済サービスを導入することにより上記のメリットを得ることができますが、注意しなければいけないこともあります。
それは、ECカートによって対応している決済代行会社が違うことです。もし自社で導入したいECカートが決まっている場合には、導入するECカートに対応している決済代行会社を選ぶようにしましょう。
また、どのECカートを採用するのか決められない場合には、決済代行会社を決めてから対応するECカートを選ぶという方法もあります。
決済サービスの検討開始がECサイトオープン間近のタイミングになるとサイトオープンに間に合わないといったケースが多くあります。そのため、ECカートの検討を始めるのと同じタイミングで決済代行サービスの検討を始めることが望ましいでしょう。
ECサイトへのクレジット決済の導入時、決済代行会社の選び方
決済代行会社を選ぶ際には、まずセキュリティ対策や不正利用防止への取り組みを確認することが重要です。
クレジットカード決済は利便性が高い一方で、不正利用のリスクも伴うため不正検知や不正利用対策など、セキュリティ対策を含めトラブル発生時のサポート内容などを把握し、自社だけでは対応しきれない領域をどこまで補完してくれるのかを見極める必要があります。
あわせて、導入後の運用を見据えたサポート体制やサービスの拡張性も重要な判断軸となります。
決済は継続的に利用する仕組みであるため、問い合わせ対応の質や将来的な決済手段の追加対応など、中長期的な事業成長に耐えられるかを含めて検討することが欠かせません。
料金についても手数料の安さだけでなく、サポートやセキュリティ対応を含めた全体像で比較することが重要です。
<決済代行会社の選定方法>※一例
- セキュリティ対策や不正利用防止の実績
- サポート体制(導入時・運用時)
- 将来的な決済手段拡張への対応力
- 事業規模や業態に合った料金体系
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DGフィナンシャルテクノロジー(DGFT)は、EC事業者向けに安全性と拡張性を備えた決済プラットフォームを提供しています。
クレジットカード決済はもちろん、さまざまな決済手段を一元管理でき、セキュリティ対策や不正利用防止にも対応。
事業成長に合わせた柔軟な決済環境の構築を支援します。
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まとめ
ECサイトにおけるクレジット決済の導入は、売上向上や業務効率化に直結する重要な施策です。
導入方法や注意点を理解したうえで、自社に合った決済代行会社を選ぶことが成功の鍵となります。
加えて、セキュリティ対策や運用サポート、将来的な拡張性まで見据えて判断することで、導入後のトラブルや追加コストを防ぐことができます。
短期的な利便性だけでなく、中長期的に安心して使い続けられる決済環境を構築する視点が重要です。
ECサイトのクレジット決済に関するよくある質問
ECサイトにクレジット決済を導入する費用はいくらかかりますか?
初期費用や月額費用、決済手数料は契約形態や決済代行会社によって異なります。問合せして聞いてみましょう。
ECサイトでよく使われる決済手段は?
クレジットカード決済が最も利用されており、加えてコンビニ決済、ID決済なども多く利用されています。
