更新日|2026/01/28

展示会やイベント、ポップアップイベント、ファミリーセールといった1日~数日間のイベントは投入できるリソースが限られていることもあり、現場スタッフの現金の管理や会計対応の負担は小さくありません。キャッシュレス決済は、こういったイベント運営における問題を解決できるメリットがあります。
近年、キャッシュレス決済は日常生活に浸透し、イベント来場者側も「使えて当たり前」と感じる場面が増えてきました。
今回は、事業者がイベントに出展する際にキャッシュレス決済を導入するメリットやチェックポイントを解説します。
この記事の目次
イベントでキャッシュレス決済を導入するメリット
イベントでのキャッシュレス決済の導入メリットは、単に決済にかかる負担を軽減するだけではありません。その他にどのようなメリットがあるのか具体的に解説します。
決済時の利便性が向上することで、売上・客単価がアップする
イベントのような場で利用者が望む決済手段はさまざまです。ポイント還元や履歴管理を理由に、スマホ決済やクレジットカードを選びたい層も増えています。
また、イベントで出費が予想外にかさんでしまい現金の手持ちが不足しているが、買い逃しのないようにクレジットカードで支払いたいというケースもあるでしょう。現金決済は手間がかかるため、なるべく避けたいという利用者もいます。
キャッシュレス決済を導入していれば、こういった幅広いニーズに対応できます。複数のキャッシュレス決済手段を用意することで、「買いたい気持ち」をその場で行動につなげやすくなり、結果として売上・客単価の向上が期待できます。
現金管理の負担を減らし、スタッフを本来業務へ
イベントの場で現金を扱う際は、防犯のために簡易金庫を用意するのが一般的です。また、釣銭も準備しなければなりません。
キャッシュレス決済であれば、こういった手間を減らせます。 現金を管理する現場スタッフの負担が減るので余裕が生まれ、積極的な営業活動や商談に時間を割けるでしょう。また、用意すべき現金も少なくできるため、 盗難の心配も軽減できます。
海外からの来場者にもスムーズに対応できる
海外には日本よりもキャッシュレス決済が普及している国や地域が多く、現金以外の決済手段を好む傾向があります。また、外国人旅行者は現金の日本円が不足すれば新たに現金を用意することが難しくなります。キャッシュレス決済に対応していれば、海外からの来場者に対しても利便性をアピールできます。
日本政府観光局によると年間訪日外客数は3,687万人で、年間過去最高を更新したことから、今後も観光客増加は予想されます。
クレジットカードやQRコード決済に対応していれば、言語に依存しないスムーズな支払い体験を提供でき、来場者の満足度向上にもつながります。
会計待ちを減らし、回転率と満足度を高める
イベントでは人員も限られており、不測の事態が発生することも多いものです。例えば、来場者が殺到して順番待ちさせてしまったり、会計ミスによって決済手続きがストップしたりすることもあります。釣銭不足や来場者の手持ちの現金の不足によって決済ができないというケースもあるでしょう。こういったトラブルは、販売機会の損失につながりかねません。
またイベントでは、近隣に金融機関やATMなどがないことも多くあります。窓口が閉まる土日祝日に開催される場合、近くにあるATMに利用者が殺到してスムーズに現金を下ろせない恐れもあるでしょう。
キャッシュレス決済であれば、こういった問題に悩まされる心配が減ります。現金の計算ミスや釣銭不足といったトラブルもなくなるでしょう。キャッシュレス決済の会計手続きはスムーズなので、来場者を待たせる時間も減らせます。
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イベントでキャッシュレス決済を導入する注意点
イベントでキャッシュレス決済を導入するとさまざまなメリットがありますが、いくつか注意点もあります。ここでは、導入にあたって気をつけるべきポイントを具体的に紹介します。
導入には審査がある
キャッシュレス決済サービスは利用にあたって審査があるため、申し込みをしてもすぐに導入できるわけではありません。利用開始できる目安は、一般的には申し込み後最短数日〜1か月後です。万が一審査に通過できなかった場合には、複数の会社に申し込みをしなければならないこともあります。
導入を検討している場合は、イベントの直前ではなく準備期間に余裕を持って動くようにしましょう。サービスごとに導入の目安となる期間を調べておいたり、早い段階から問い合わせたりすることが大切です。
決済手数料がかかる
キャッシュレス決済は決済手数料がかかります。とにかく導入すればいいというわけではなく、費用対効果を考えることが大切です。決済手数料以外にも、初期費用や月額費用、売上金の振込手数料といったコストがかかることもあります。決済サービスは非常に多くの種類があるため、コスト面にも注目して比較しましょう。
少額の決済がメインであったり、そもそも決済頻度が少なかったりする場合には、労力や費用をかけてまで導入するメリットが少ない可能性もあります。事前に決済代行会社に相談して、慎重に検討することが重要です。
不測の事態に備えて、現金決済の準備もあわせて必要
キャッシュレス決済を導入したからといってそれに頼り切らず、念のため現金決済にも対応できるように準備しておきましょう。
キャッシュレス決済にはクレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコードなどさまざまな種類があります。イベントでは、来場者が出展者側の用意した決済手段で支払えるとは限りません。また、日本国内では現金決済がまだまだ主流です。単一の決済手段に依存してしまうのはリスクがあります。
また、電源や通信環境のトラブルでキャッシュレス決済サービスが利用不能に陥る恐れもあります。キャッシュレス決済メインで運用するとしても、あわせて現金決済の準備もしておくのがベストでしょう。
イベントでは端末レス決済サービスがおすすめ
展示会での決済は、一時利用・持ち運び・設営撤収のしやすさが重要です。その点で、専用端末の設置や返却が必要な仕組みは、負担になるケースもあります。
イベントで使用するキャッシュレス決済は、決済端末不要で利用可能な、端末レス決済サービスが便利です。
■Cloud Pay Neo(クラウドペイネオ)
DGFTが提供するCloud Pay Neoは、QRコードを提示するだけで決済が可能な、専用の決済端末を必要としないキャッシュレス決済サービスです。利用者のスマートフォン・通信環境があれば利用できるため、設営・撤収や機材管理の負担が大きい展示会やイベント運営に適しています。
- イベントごとに端末を手配・管理する必要がない
- QRコードを提示するだけで決済が可能
- QRコード決済をはじめクレジットカード、後払い決済など複数手段に対応
- 短期利用・スポット利用にも柔軟に対応
といった特長から、イベント、キッチンカー、展示会、ポップアップなど短期利用における導入が進んでいます。
支払い方法の流れとしては、下記の通りです。
- 事業者が支払金額を提示しQRコードを提示
- 利用者がスマートフォン内標準カメラアプリで店頭のQRコードを読み取り
- 利用者が支払金額を入力し、QRコードやクレジットカードなど支払いたい決済手段で決済
- 店舗側のアプリで決済情報を確認。決済が完了

■Cloud Pay(クラウドペイ)
またDGFTではQRコードに特化したサービスも展開しています。
Cloud Payは、QRコードを1つ設置するだけで、Alipay+やWeChat Payなど海外QRコードブランドを含む多様な決済手段が提供できる日本最大級(※)のQRコード決済バンドルサービスです。
(※)2024年9月25日 プレスリリース
世界最大級の決済プラットフォーム「Square」のQRコード決済にDGFTの共通QRコード決済ソリューション「Cloud Pay」を実装
ダーツイベントでの使用など、短期間でのイベント利用でも多数導入されています。
参考: DGFTのQRコード決済ソリューション「Cloud Pay」シリーズが「日本(ニッポン)ダーツ祭り2025」に採用
まとめ
イベントでは、時間や人的リソースが限られており、特に決済が必要な場面ではお金の管理が大変だという問題があります。キャッシュレス決済を導入すれば、現場スタッフの負担が減って商談に注力できるだけでなく、来場者の利便性も向上するので、機会損失を防いで売上アップにもつながることが期待できるのです。
イベントでキャッシュレス決済を導入する際は、利用者のニーズに合った決済手段に対応しているサービスを導入するのが何より大事だといえます。会場の電源や通信環境をチェックし、導入までのスケジュールにもしっかり余裕を持ちつつ、最適なサービスを選びましょう。
DGFTでは、イベントなどの短期利用の場でもスムーズな決済をサポートできる「Cloud Pay Neo(クラウドペイネオ)」、「Cloud Pay(クラウドペイ)」などのソリューションを提供しています。イベントでキャッシュレス決済の導入をお考えの事業者さまは、お気軽にご相談ください。


