拡大するQRコード決済国内主要4サービス比較

~メリットから導入ポイントまで~

2018/12/19

拡大するQRコード決済(バーコード決済)国内主要4サービス比較


最近、PayPayやLINE PayなどのQRコード決済やバーコード決済サービスについて、ニュースやCMなどで目にすることが多くなりました。街中でも、これらのQRコード決済(バーコード決済)サービスに対応した店舗が徐々に増え、自店舗での導入を考え始めたご担当者様も多いのではないでしょうか。

PayPayが初期費・月額費のほか決済手数料を3年間無料にするキャンペーンや、消費者向けに100億円分のポイント還元を行うキャンペーンを実施するなど、QRコード決済各社が店舗向け・消費者向けに各種キャンペーンを展開しており、今ならそれほどコストをかけずお得に導入できるため、まずはトライアルで導入されることをお勧めします。

なぜなら、QRコード決済(バーコード決済)を利用する新しい顧客層の集客や顧客化ができるほか、導入スピード、コストや運用の各方面でもメリットが多いからです。

また、政府では、2019年10月の消費増税にあたり、クレジットカード、電子マネーやQRコード決済などのキャッシュレス決済を利用した場合、消費者に5%のポイント還元を実施する施策を打ち出し、調整を行っています。このポイント還元制度が実施された際に、自店舗がキャッシュレス対応をしない場合、ポイント還元を望む顧客層が他店舗に流れるというリスクもあるのです。

キャッシュレス決済の中でも、国内の4つの主要なQRコード決済(バーコード決済)サービスとQRコード決済(バーコード決済)を導入すべきメリットについてご説明します。


国内主要QRコード決済(バーコード決済)サービス4選

現在、国内で展開している主要なQRコード決済・バーコード決済サービス4種を機能別に一覧化してご紹介します。

  • ① LINE Pay
  • ② PayPay
  • ③ 楽天Pay
  • ④ Origami Pay

国内主要QRコード決済(バーコード決済)サービス比較 LINE Pay・PayPay

国内主要QRコード決済(バーコード決済)サービス比較 楽天Pay・Origami Pay

コスト?集客? どのQRコード決済・バーコード決済を導入したらよい?

日本国内の主要なQRコード決済・バーコード決済サービスを紹介しましたが、実際に導入する際の選定ポイントを説明します。

コスト重視のサービスなら

コストを最優先する場合は、初期費・月額費0円、決済手数料も2021年まで0円を打ち出している「PayPay」がおすすめです。

LINE Payも、QRコードを表示する据置き端末を同時導入する場合、2021年7月末まで決済手数料0円を謳っています。また、据え置き端末を導入しない場合でも決済手数料は2.45%なので、楽天PayやOrigamiPayの手数料3.24%~に比べると安価に導入できます。


集客プランが充実しているサービスなら

Origami Payは割引クーポンの配布や無料・割引キャンペーンなど、店舗向けの送客プランを頻繁に実施しています。

LINE Payでは、支払い時に決済画面に表示される店舗のLINEアカウントの友だち追加にユーザーが同意すると、店舗からの商品やキャンペーン情報などを配信できる、決済とLINEアカウントを連動させた機能を提供しており、LINE Pay利用ユーザーのリピーター化が見込めます


中国人観光客が集客できるサービスなら

訪日中国人に対応する場合は、Origami Pay、PayPayがおすすめです。

両サービスとも5.2億人の利用ユーザーを抱えるAlipayに対応していますが、特にPayPayは2019年9月末までAlipayの決済手数料も0円とするキャンペーンを展開しているので、コストをかけず中国人観光客の支払いにも対応したい場合はPayPayがよいでしょう。

中国人観光客の「爆買い」が頻繁にニュースで取り上げられてから一服はしたものの、日本を訪れる中国人の数は2008年の100万人から2017年には713万人と急成長しており、エリア別の訪日外国人数の中でも群を抜いて高い上に、旅行消費額も1.69兆円と全訪日外国客の消費額の38%を占めます。(出典:日本政府観光局調査)

今後も増加が見込まれる中国人観光客を取り込むためにも中国系QRコード決済の導入も検討しておいたほうがよいでしょう。


自店舗に向いているのはどっち? 2種の支払い方式

QRコード決済(バーコード決済)サービスには以下の2種の支払い方式があります。

1.コード支払い

ユーザーアプリに表示したバーコードを読み取り支払いを行う方式です。

【支払い方法】
 1) 支払いの際に、ユーザーが決済アプリにバーコードを表示
 2) 店舗スタッフがバーコードをPOSで読み取り決済完了

QRコード決済 コード支払いの流れ

POS端末での読み取りが必要につき、POSを導入済みまたは導入予定の店舗が対象となり、コード支払い導入にあたってPOSシステムの改修も必要となります。


2.読み取り支払い

店舗に掲示してあるQRコードを読み取り支払いを行う方式です。

【支払い方法】
 1) 支払いの際に、店舗に掲示してあるQRコードをユーザーが決済アプリで読み取る
 2) ユーザーが会計金額を入力
 3) 会計金額を店舗スタッフが確認し決済完了

QRコード決済 読み取り支払いの流れ

コード支払い導入に比較し、POS端末等の機器の導入や改修が不要です。QRコードをプリントしてレジ脇に置いておくだけでもよいので、初期投資額が少なく簡易に導入しやすい方式といえます。


QRコード決済(バーコード決済) 5つの導入メリット

1)新規顧客が集客できる

各QRコード決済(バーコード決済)サービスが、ユーザーへ利用額に応じたポイント付与やポイント還元プロモーションを実施しているため、各サービスのユーザーを新規顧客として集客できるほか、リピーターになってくれる可能性もあります。その他にもユーザーのアプリで該当のQRコード決済サービスが利用できる店舗一覧が位置情報と連動して表示されるので、店舗近隣に訪れたユーザーを集客することも可能です。

また、中国人向けのAlipayやWechatなどのQRコード決済に対応していれば訪日中国人の集客も見込めるでしょう。
中国人の大半がこれらのサービスを利用しており、来日時も自分が使い慣れている決済手段を選ぶためです。


2)キャッシュレスだから、レジでの代金精算が簡単に

QRコードの読取りで決済が完了し、現金の授受が減るため、現金のやり取りで発生しがちな精算ミスを防ぐことができます。つり銭の用意も減らせるので、会計手順の簡素化が可能です。また、飲食店の場合は、現金に触る必要がないので衛生的です。


3)売上げ管理をデータ化

営業時間終了後のレジ締め作業は時間も手間もかかります。シフト上、レジ締め作業をアルバイトやパートのスタッフに任せているという店舗も多いのではないでしょうか。QRコード決済(バーコード決済)サービスの導入で、現金の取扱いが減るため、レジ締めにかかる時間や手間が削減できます。

また、購買履歴や売上げはアプリに自動連携されデータ化されているので、日々の売上げ増減や顧客単価など売上げ動向を分析し、問題がある場合、短期間で問題に即した解決策を実行できます


4)初期費用・手数料が安い

導入時に気になるのがコストですが、初期投資額・手数料の安さがQRコード決済(バーコード決済)の大きなメリットです。導入の際はスマートフォンかタブレット端末があれば開始でき、決済専用端末の導入は不要です。

サービス利用に伴う初期費・月額費はどのサービスも基本無料となっており、手数料も無料~3.25%とその他の決済サービスより抑えめに設定されていますし、サービス各社が加盟店開拓のためにお得な条件のキャンペーンも展開しています。

例えば、従来提供されてきたクレジットカード決済の場合だと、決済に利用するCAT端末の費用が10万円程度、初期費・月額費も発生するほか決済手数料も高めであることに比較すると、コストメリットのある決済手段といえるでしょう。


5)導入スピードの速さ

QRコード決済・バーコード決済サービスは簡易導入が売りのため、最短3日~約1ヶ月で利用開始することができます。
導入の流れは、大まかには下記の流れとなります。

1.申し込み
2.加盟店審査
3.利用開始

スピード導入と掲げている場合でも、取扱い商材や、QRコード決済に紐づく決済手段によっては一定の審査期間がかかることがあるので要注意です。


複数の決済サービスをまとめて導入できる決済サービスも

個別のQRコード決済・バーコード決済サービスを紹介してきましたが、必ずしもどれかひとつのサービスを特定して利用する必要はありません。株式会社リクルートライフスタイルが展開する「Airペイ」や前述した「楽天Pay」は、QRコード決済(バーコード決済)の他、クレジットカードや電子マネーなど複数の決済サービスが一式導入ができます。

さまざまな決済手段に対応しておくことで、ユーザーのさまざまな支払いニーズに応え幅広い顧客層をカバーすることが可能になります。導入期間や手数料など、QRコード決済(バーコード決済)と同様に手軽に導入できるようなサービスなので、検討プランに加えてみてもよいでしょう。イベントでの決済サービスについてまとめた記事ですが、「Airペイ」や「楽天Pay」のサービスをまとめて紹介しているので、興味のある方は下記リンク先をご一読ください。

【全解説】屋外から屋内までイベント出店で“使える”決済サービス5選!


また、ECと店舗を同時運営している事業者の場合は、ECと実店舗の決済データの一元管理が可能な「オムニPAYというサービスがあります。QRコード決済ではAlipayとWechat Payに対応しており、クレジットカード決済も利用可能です。「オムニPAY」はPOSの改修が必要となるため、多店舗でPOS運用している事業者にマッチしたサービスですが、顧客情報にEC・店舗での購買情報が紐付けられるため、EC・店舗・アプリを横断したオムニチャネルでのマーケティング展開を行うことができます。

ECと実店舗の決済データの一元管理が可能なオムニチャネル決済サービス「オムニPAY」


まとめ

近年、QRコード決済(バーコード決済)をはじめとして、さまざまなキャッシュレス決済サービスが登場し、徐々に一般の消費者に広がりつつあります。2019年10月の消費税増税に伴うポイント還元制度で、一気にキャッシュレス決済の利用が拡大する可能性があります。新しいキャッシュレス決済サービスが日々登場していますが、顧客ニーズに対応するためにはさまざまな決済方法を提供することが売上げ拡大につながります。

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